NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

学生時代に作ったドラマが出てきた

Facebookに大学時代の仲間が集うグループがあって、先日数名での同窓会を開催しました…とはいえ、東京での平日開催だったので僕は行けませんでしたが、Facebookならではの再交流ができてうれしいです。
今日、実家に帰ったときに学生時代のノートやらをひっくり返していたら、映像演習の授業で作ったドラマの脚本とビデオテープがでてきました。僕は”広報学科”という珍しいところで勉強していました。マンガ家になりたいと思っていた幼少〜高校時代でしたが、進路を真剣に考えるとき、マンガを取り巻く大きな枠組みとしてのマスコミュニケーションを学ぶことでその先のことを探りたいという理由で進学を選びました。結局デザインの道を選んだわけですが。
広報学科は各メディアの現場で仕事をしている先生が多く授業も実践的で、文章演習とか、無声映画を観る授業とか、TV番組制作の現場で使われている機材と同じ環境で撮影ができたりとか、なかなか楽しい学科です。
映像演習は、元NHKの演出家・佐々木昭一郎先生の授業で、チームを編成して企画・制作・脚本・演出・編集・役者などの分担を決めながら、2年にわたり2本分のドラマを作りました。僕は脚本とディレクターとして、シナリオや絵コンテを描く担当。
2年次のテーマは「一人芝居」。
「主人公マコトが、彼女レイコがはじめて作ってくれたカレーを前にいかに人参嫌いを克服するか自分自身との葛藤を描く、”克服 oh-yeah”」。うーん、なかなか青いw。ラストのナレーションで「僕は、彼女との愛情のかけらを1個捨ててしまったが、そのおかげで大切なものを取り戻すことができた」だって。
drama
3年次はテーマ自由。
“克服 oh-yeah”の最後のカットからスタートする続編として、「幸せな日々を過ごしていたマコトとレイコだが、レイコは末期ガンに侵されていた。それを知ったマコトはショックで病院を飛び出し交通事故にあい、記憶をなくしてしまう…実はふたりには約束があって、約束の日までに生きていられるか、記憶は戻るのか…をシリアスに描く”約束 all rights”」うわー、青い!
drama
久々にビデオを観て、なかなかの恥ずかしさ具合に冷や汗とともにゲラゲラ笑いながら観てしまいました。
若いときは青くていーんです。