NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

マンガ家になりたかった少年時代

いま、マンガ「BAKUMAN」読んでますが、昔の自分と重ねて読めて面白い。僕は絵のセンスもストーリーづくりもぜんぜんレベル低かったですが、少年時代の僕にはマンガ家以外の職業観はまったくの皆無で、一応プロ志向でがむしゃらに描いていました。サッカー部(中学)と弓道部(高校)の部活動や文化祭や委員会も真剣だったのでいつも時間が足りない感じでした。
思い起こせば、週刊少年サンデーへの「まんがカレッジ」投稿で4度目の「あと一歩で賞」で名前が載ったとき(高2)、返送される原稿の封筒にはじめて編集者の名前入りで返ってきたような気がするのですが、あれって「担当」ってことなんだろうか…。と思ったら、まんがカレッジのサイトみたら「努力賞以上で担当がつく」と書いてある。惜しい。編集部に直接行ったり、担当編集者にアドバイスもらえたりしたら、もっと続けていたかもしれないけど、そのステージに立てなかったんだから。気が変わったのは仕方ない。大学入ってからは一切ペン握ってません。後悔も未練もないです。
そういえば、仕事でお世話になっているCKPLATさんにお邪魔するとき小学館の脇を通っていくので結構ドキドキするんですよ…。
それにしても、「BAKUMAN」読んでるとプロになってからの厳しさって半端じゃないんですね。そりゃ当たり前なんですが、想像以上。少年時代の僕はただ夢見ているだけだった。
実は会社のデスクの引き出しに、当時描いたマンガのコピーがひっそりとしまってあります。恥をしのんでちょっとだけ。全貌は誰にも見せてませんけど。見せませんけど。面白くないし。
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