NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

マキコミの技術

マキコミの技術「ネタフル」のコグレマサトさんと「みたいもん!」のいしたにまさきさん、二人のアルファブロガーによる、ソーシャルメディアを活用してまわりを動かす極意を説いた本。「マキコミ」は、「巻き込む」ことだけでなく「巻き込まれること」もそれ以上に重視し、巻き込み・巻き込まれることによる「コミ」ュニケーションを表しています。「マキコミ」の達人ですから、本の内容もとてもわかりやすく吸い込まれて、あっという間に読めました。
コツコツと継続すること、「ギブ&ギブ」の精神、変化のきざしを見つけ対応する…といったソーシャルメディアを使って成果へとつなげるためのコツを紹介してくれています。小さなことでもとにかくコツコツと続けることで、”結果的に”なんらかの成果があがるというのはとても共感ができるところです。振り返れば、ソーシャルメディアを続けていたことで”結果的に”仕事の依頼がきたり、人のつながりができたり、成果があったなと感じる機会は一度や二度ではありません。それは、続けている人であれば多かれ少なかれ誰でも感じることだと思います。巻き込むのも巻き込まれるのも、自分が動かなければ何も変わらないのですよね。
僕自身は、たいした情報を発信しているわけでもなく、劇的に何かを変えたいといった目的でブログやツイッターをやっているわけでもなく、続けていればまさに「マキコミ」に常に身を委ねていられるし、そんな心地よさの中にい続けたいという感じです。情報が短時間で消費され価値を失っていく側面も持つソーシャルメディア時代に、自分のアイコンを維持するための「継続と蓄積」は今後も変わらぬスタンスでいきたいです。
あと、

ストックとしてのブログの価値は、ツイッターの登場によって際立つようになったとも言えます。ツイッターが盛り上がって「ブログが書けなくなった/書かなくなった」と公言する人が多い今だからこそ、ブログを書いていくべき、という考え方もあります

これには勇気をもらいました。

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