コツコツと、挑み続ける

MLBシアトルマリナーズ・イチロー選手の9年連続200安打という偉業で沸き立つ日本。WBCや胃潰瘍や怪我などでハラハラさせられた今年のイチロー選手ですが、次々とプレッシャーに打ち勝つ姿に感動させられっぱなし…。
少し前になりますが、8月26日付けの「SAPIO」では”日本史上最強の『外交英雄』は誰か”という特集で、識者アンケートで6位にランクされていました（ちなみに、1位 聖徳太子、2位 新渡戸稲造、3位 小村寿太郎、4位 杉原千畝、5位 榎本武揚、6位 イチロー、7位 本田宗一郎、8位 空海、9位 新井白石、10位 明治天皇と黒澤明）。
要約すれば、”戦後日本の外交は控えめでおとなしく、パワーと迫力がないのでなめられている。しかしイチローはアメリカという場所で寡黙ながら底に秘めるパワーを持ち、確実な打撃で結果を残す”パワーの象徴”。現実に実行に移し、確実に力を発揮するイチローこそ最強のシンボルである…”といった感じ。
もはや野球選手の枠を飛び越えてます。
それは、野球を通じて発せられる言葉にも。今日の新聞各紙にはイチロー選手の写真を大きく扱った15段広告が掲載されています。日経新聞では以下の2社。CMでもおなじみのイチロー選手の言葉ですが。
NTT東日本
「確かな一歩の積み重ねでしか、遠くへはいけない。」
日興コーディアル証券
「ちいさいことをかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」
※「イチロー 262のメッセージ」より
これほどまでに実体を伴った言葉ってなかなか…。これだけビッグな存在であるイチロー選手が発する言葉でありながら、「確かな一歩」「ちいさいことをかさねる」というのは多くの人にとって勇気づけられる身近な言葉でもあると思います。自分のことに置き換えれば、コツコツ続けることが、明日のよりよい仕事につながるわけですから。それをやめてしまったら、よい仕事なんて絶対にできないわけで。

こちらは、NTT東日本の特設サイト。
記念切手買っちゃおうかな～

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