道筋を示すコーディネート
昨日のとある案件のミーティング。休憩・昼食いれて約7時間という長丁場。しかし、長丁場と感じさせないコーディネーターのコーディネートに釘付けな1日でした。場のつくり方・進行の手法や共同作業の意識植え付けといったマインド的な部分もそうだし、事案そのものを別の角度から衝撃的に破壊し、軌道修正し、再構築していくというプロセスがまるで手品師のように鮮やかでした。本物の貫禄を感じつつ、しかし姿勢は柔和で他者の意見を否定せずに受け入れ、かといってブレることはない。
抽象的にしか説明できないのがもどかしいですが、なんにせよ数え切れないほどの要素や複雑さや迷いが生じそうな物事に対して、ヒト・モノ・カネの流れをしっかりと指し示す能力はとても重要だし、真にそれができる人はすごいっていう話。帰り際、制作チームは感嘆トーク。
これはもう、ほんのひとかけらでもいいから盗みたいと思った7時間でありました。何から取り組めばいいのやら。