NoteWebディレクター・ハラヒロシのブログ

五輪書

「五輪書が読みたい」と妻に言われ、「あ、それなら学生時代に読んでいた本があるから」と実家の本棚から文庫本2冊を持ってきました。すると「普段(僕が)言っていることとか、けっこう書いてあるね」と言われ、ちょっと驚きました。10年以上前に読んだ本なので内容はほとんど覚えていないのですから。たしかに、学生時代にがんばって読んでいた(読まされていた、というのが正しいです…苦笑)記憶はありますが…。実際読み返してみると、線がたくさん引いてあって、少しずつ記憶の断片がよみがえってきました。読んだことのほんの少しでもちゃんと残ってるんだなぁと、当たり前なのですが、これが”学習”なんだと思いました。
ちょうどいま「16歳の教科書」という本を読んでいて、私は16歳どころか倍以上の33歳ですし、今から数学や理科を学ぼうなんてことはないのですが”なぜ学び、なにを学ぶのか”ということについては年齢は関係ないわけで、16歳のようなフレッシュな気持ちで、今年もがんばっていきたいと思います。
以下、五輪書パラパラと読み返して、目に止まった言葉。
「諸芸・諸能に至りても、拍子をそむく事は有るべからず」
「遠き所を近く見、ちかき所を遠く見る事、兵法の専也」
五輪書関連の本を、また何冊か読んでみようと思います。そんなわけで、我が家では五輪書の奪い合いが勃発中!

url 五輪書 宮本 武蔵 (著), 鎌田 茂雄
url 五輪書 宮本 武蔵 (著), 渡辺 一郎
url ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書~なぜ学び、なにを学ぶのか~ 7人の特別講義プロジェクト モーニング編集部 (著)