らしさとは?を楽しく学ぶ
社長の、失敗の話。
打ち合わせから戻ったエルくんは、上機嫌だった。
社長の顔が、少し曇った。
社長は椅子を引いて、座った。いつもと違う間があった。
翌日、エルくんはクライアントのところへ出かけた。今日は提案を持っていかない。聴きに行く。
打ち合わせから戻ったエルくんは、メモをびっしり書いた巻き物を広げた。「おしゃれにしたい」の裏には、「古くさく見られているのが嫌だ」「若い世代にも知ってほしい」という気持ちがあった。らしさを壊したいわけじゃなかった。らしさを保ちながら、もう少し親しみやすくしたかっただけだった。
それは、おしゃれにすることとは、少し違う話だった。
聴かなければ、わからなかった。
きれいに見せれば、選ばれるのだろうか??
きれいなデザインは、悪くありません。でも、きれいにすることが目的になったとき、デザインは届かなくなります。
「もっとおしゃれにしたい」という言葉の裏には、必ず別の何かがあります。古くさく見られたくない、新しい層に届けたい、今のサイトに自信が持てない——その気持ちを聴かずに、見た目だけ変えても、らしさは伝わりません。デザインは目的ではなく、届けるための手段です。まず聴くことが、正しいデザインへの最初の一歩です。
デザインスタジオ・エルは「超えるをつくる」を合言葉に「らしさ」をかたちにする、ブランディングデザインの会社です。
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