らしさとは?を楽しく学ぶ
エルくんとハクライ、はじめての対決。
二人は背中合わせに座り、それぞれ書き始めた。
一時間後。エルくんが立ち上がった。
エルくんは巻き物を広げ、朗々と読み上げた。
ハクライはタブレットを取り出し、スライドを映しながら読み上げた。
二人は黙った。
そこへ長老が現れ、無言で二枚の提案書を手に取った。しばらく読んで、静かに口を開いた。
しばらく、三人とも黙っていた。
エルくんとハクライはならんで提案書を書き直した。いつもは張り合う二人が、珍しく静かに、同じ方向を向いていた。
長老は窓際でお茶を飲みながら、何も言わなかった。ただ、少しだけ目を細めた。
で、どっちが伝わったんだろう。
難しい言葉を使うことと、伝わることは別の話です。
日本語でも、横文字でも、受け取る人のことを考えていなければ、どちらも届きません。言葉は、書いた人が満足するためにあるのではなく、読んだ人に何かが伝わるためにあります。
「ちゃんとした文章に見せたい」「専門的に見られたい」——その気持ちは自然です。でも、言葉が難しくなるほど、伝わる範囲は狭くなっていきます。受け取る人の言葉で書くこと。それが、届く言葉の出発点です。
デザインスタジオ・エルは「超えるをつくる」を合言葉に「らしさ」をかたちにする、ブランディングデザインの会社です。
Webサイト制作やグラフィックデザイン、企業理念やキャッチコピーのご依頼やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
©DESIGN STUDIO L.